2014年9月8日月曜日

2014ホタル展の俳句紹介

ふと気づけばはや九月。
夏も終わってしまいましたね・・・(汗)

涼しくなって落ち着いてきたので、暑い時にできなかったこまごました更新を少しずつやっていこうと思います。

まずは柳絮会の皆さんの俳句をご紹介。
去年に引き続き、「蛍」のお題で詠んでくださっていました(^^)

+ + +


(上の写真右の短冊から)

蛍火や 水面(みなも)に近き ところより (尚之)

蛍見に 友の形見の ペンダント (富子)

鱒渕の あま水求む ホタルかな (守男)

暗闇に 光求めて 恋蛍 (勝保)

震災を 友と語らふ 蛍の夜 (ヤエ)



交通規制の闇を点して 初蛍 (和子)

北限の 源氏蛍の 乱舞かな (裕子)

転ぶなと 声を掛けられ 蛍狩 (華子)

鱒渕川の 水面に光る 恋蛍 (豊子)

蛍火の 飛び行く先に 喪の灯り (和彦)

闇を待つ 鱒渕川の 恋蛍 (紀徳)



洗濯や 蛍の舞に 見とれつつ (千佳)

せせらぎの 谷間の木立 蛍舞ふ (サキコ)

初蛍 亡き友偲ぶ 今宵かな (悦子)

一灯の 水曲(みわた)離るる 初蛍 (好道)

蛍火の ゆらぎの揃ふ 川面かな (奈奈夫)

星空の 水面に映る 蛍かな (君枝)



人を待つ 蛍袋の うす明り (尚之)

+ + +

お気に入りの俳句は見つかりましたか?
来年は気に入ったものに投票してもらったり感想をいただくこともしてみたいですね。

(by す)



0 件のコメント:

コメントを投稿